NXT GamePad (2009/01 更新)
NXT GamePadはBluetooth通信用 PCユーティリティソフトウェアです。PC用アナログゲームパッドを使用したNXTのラジコン操作とデータロギング機能を提供しています。ラジコン操作機能とデータロギング機能はそれぞれ独立して使用することができるため、自律走行ロボットのようなラジコン操作が不要なアプリケーションに対しても、NXT GamePadのデータロギング機能のみを使用することができます。NXT GamePadとnxtOSEK搭載NXTのBluetooth通信を実現するには、Bluetoothドングルが必要になります。NXT対応のBluetoothドングルの一覧はBluetooth devices compatibility matrix にて紹介されていますので、Bluetoothドングル購入時には参照してください。なおNXT GamePadの開発は次の環境でおこなっています。 (その他の環境においては動作確認していません)
設定方法:
3. PCのUSBポートにBluetoothドングルを装着します。次にBluetooth設定ダイアログを開きます 4. 追加ボタンを押すと、PCはBluetooth接続先の探索を始めます 6. パスキーが認識されるとBluetooth通信に使用しているCOMポート番号が表示されます。発信COMポートと着信COMポートの2つが表示されますが、NXTとの通信では発信COMポートのみ使用しますので、発信COMポート番号を覚えておいてください
7. NXTGamePad.exeをダブルクリックすると、次のようなダイアログが表示されますので、Settingボタンを押してください 8. COMポート設定ダイアログ上で発信COMポート番号を設定し、さらに使用するNXT GamePad機能について設定してください。ラジコン操作機能を使用する場合はAnalog Stick ControlチェックボックスをONにします。またデータロギング機能を使用する場合はNXT Data AcquisitionチェックボックスをONにします。設定後、Connectボタンを押してください。ただし、ラジコン操作機能を使用する場合はConnectボタンを押す前にゲームパッドをUSBポートに装着する必要があります
9. NXT GamePad設定が正しくおこなえた場合、次のようなダイアログ表示状態になります。さらにnxtOSEKメイン画面の下に[B]が表示されます
10. BUFFALO デジタル/アナログ ゲームパッド の場合は、さらにゲームパッド上のアナログ入力切り替えボタンをONにする必要があります。ゲームパッドの左側アナログスティックを上下に操作することで、NXT GTの駆動輪制御をおこなえます。また右側アナログスティックを左右に操作することで、NXT GTのステアリング制御をおこなえます。NXT GamePadではゲームパッドのアナログ入力操作量に応じて、左側アナログ入力は上下方向(-100から100)、右側アナログ入力は左右方向(-100から100)のデータをNXTへ送信します 11. GamePadを終了する場合は、Exitボタンを押してください。データロギング機能を使用している場合はExitボタンを押すと、CSVファイルの保存先について確認されますので、任意のCSVファイルとして保存してください。GamePadの終了後にNXTの電源をOFFにしてください 12.
Bluetooth通信を終了するには、NXT GamePadを終了した後に、NXTのSTPボタンを押してください。また、再びBluetooth通信をおこなうには手順7から手順11を実行してください。
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